次に3年前比の株価上昇率を見てみよう。
1位はスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)、2位はエヌビディアだった。スーパー・マイクロ・コンピューターはエヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、インテル(INTC)からCPUやGPUを仕入れ、データセンター事業者などへコンピューターシステムとして提供する、AI銘柄の代表格だ。ただし、会計不正疑惑で米司法省が同社を調査しているとの報道もあり、株価は足元で下がっている。
AIで需要急増の電力株も
3位はビストラ・コープ(VST)は、全米有数の電力会社だ。1年前比ランキングでも6位に入った。生成AI普及により電力消費が拡大するとされ、電力株に注目が集まっている。さらに同社は原子力発電保有の同業を2024年3月に買収するなど、クリーンエネルギー銘柄としても人気が高まっている。
なお、『米国会社四季報』2024年秋冬号では、「配当利回りトップ50」「連続増配年数トップ50」「増益率トップ50」など合計13本のランキングを掲載している。ランキングをうまく活用すれば、効率的に銘柄が選べる利点がある。
(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)
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