2024年も半年が過ぎ、日経平均株価は、2023年大納会終値3万3464円から7月5日終値4万0912円まで、22.3%の上昇となった。
今回はそうした上昇相場の中で、株価上昇率の高かった上位300のランキングを作成した(ランキングの一部社名は略称)。
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値動きの軽い小型株がトップ10に
首位のエスポアの株価上昇率は583.8%となった。2025年2月期の営業益は赤字見通しながら、複数の株主による同社株式の大量買い付けの動きが見られるなど、マネーゲーム化して株価が急騰した。
同様に小型株で値動きが軽い銘柄や、TOB(株式公開買付け)による影響があった銘柄などが、トップ10内に多くランクインした。
大型株では、電線御三家の一角であるフジクラが株価上昇率188.6%で16位にランクイン。2025年3月期の見通しは、電線は需要旺盛で高原状態。円安も追い風になる。
全体では、株価が100%以上上昇した会社が55社に上った。
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