気になる「都会のターミナル駅」ベスト10 昭和の香りのする、あの駅を味わいに行こう

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長野駅

第4位:長野駅

一方、金沢延伸で長野新幹線から北陸新幹線と名前も変わり、終着駅から中間駅になり、埋没しそうな長野駅であるが、意外にも健闘している。善光寺如来のご開帳や北信州への観光の拠点として、今まで以上に賑わっている。金沢延伸を機に駅舎を再度リニューアル。大ひさしを列柱で支え、門前町らしい駅舎となった。

機能的なターミナル駅

路面電車が直接乗り入れる富山駅(写真:ぺいさま / PIXTA)

第5位:富山駅

北陸新幹線「かがやき」が停車する富山駅は、新幹線高架下に路面電車が直接乗入れることになった。路面電車は駅前の道路上で発着するものという固定観念を打破し、もちろん車両の多くは新型低床式電車。新幹線改札の目の前に路面電車乗り場があるので、利便性は大幅に向上した。新幹線を通すことばかりに熱心で、2次交通をおろそかにしがちな中にあって富山の街づくりは見事というほかない。機能的なターミナル駅ということで、第5位にランクインした。

名古屋駅

第6位:名古屋駅

日本で3番目の大都市圏の玄関名古屋駅は、JR東海の本拠地ということもあり、高層ビル2棟が聳える極めて個性的な駅舎となった。将来のリニア中央新幹線開業に向け、駅前再開発も急ピッチ。周辺では、いくつもの高層ビルの建設が進んでいる。「のぞみ」がひっきりなしに発着し、いつもごった返している。

浅草駅

第7位:浅草駅

東京駅赤煉瓦駅舎復原に隠れてしまったが、東京下町の玄関、東武鉄道の浅草駅も時を同じくしてリニューアルされ、昭和初期の趣きある姿を取り戻した。東京スカイツリー人気は落ち着いたが、日光東照宮400年式年大祭があり、新型特急導入、鬼怒川地区でのSL運転計画など話題が豊富だ。いかにも昭和の終着駅らしいムード漂う中、活気に満ちたターミナル駅である。

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