いかがでしょうか?「子どもの成長には規律と統制が不可欠」という話でした。
不思議なもので、学校を休んで時間ができたとしても、その時間を有効活用できる受験生は少ないです。
「溜まっていたあの模試の復習をしよう」「〇〇大学の過去問を解こう」と思っても、なんとなくやる気になれなくて、「せっかく休んだんだし、もう2時間くらい寝るか。最近寝不足だったし」なんて、適当な理由をつけてサボってしまう場合が圧倒的に多いのです。
そして一度休むと、休み癖がついてしまいます。学校を休んでしまうことが増えて、勉強のサイクルが崩れてしまいます。
休むのであれば、学校に行くのと同じ時間に起きて、ふだん登校する時間と同じ時間に家を出て、自習室や図書館に行くことで、学校と同じ生活スタイルを崩さず勉強する、というやり方もあるのかもしれませんが、結局はどうしてもだらけてしまい、それができる生徒はいないでしょう。
生活リズムが崩れると何事もうまくいかない
結局のところ、「朝一定の時間に起きて、学校に行って、どんな形であれ勉強をする」というサイクルが崩れてしまうと、何事もうまくいかないのです。授業内容が合わなかったとしても、生活リズムが崩れてしまうよりもマシなのです。
受験が近付いている時期だからこそ、「普段通り」に生活するのが基本です。遅刻せず、欠席せず、普通に授業を受けて、体育や音楽など、受験とは関係がない科目もしっかり受ける。そういう状態のほうが、身体的にも精神的にも安定して、志望校に合格しやすいのです。「普段通りの先に、合格がある」ということを、ぜひみなさんに理解していただければと思います。
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