日本が誇る「キャラクター」この先バズるのは何か おぱんちゅうさぎ、んぽちゃむ、ちいかわ、そして…

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また、2023年の年末に公開されたサントリー・グリーンダカラのWebCMに登場したパペットスンスンもこれから注目のキャラクターです。パペットスンスンの動画は2019年からYouTubeで上がっています。

「パペットスンスン」(画像:筆者提供)

主人公のスンスンは青いモフモフした6歳のパペットで、学者のおじいちゃんで灰色のパペット・ゾンゾン、スンスンの友達で白いパペット・ノンノンが登場し、何気ない日常を描いた動画が「癒やされる」と人気です。アメリカの子ども向け教育番組・セサミストリート的な見た目で、ゆるふわな雰囲気があり、これから人気が出る可能性が大きいと思います。

令和にバズるキャラクターはSNS発

最後に、もうひとつ、これからバズる可能性のあるキャラクターをご紹介します。知名度こそまだそこまで高くはありませんが、求心フレンズの牡蠣のキャラクターです。プリン、鈴カステラ、ホタテなどさまざまなキャラクターがいますが、一番人気が牡蠣になります。

救心フレンズの牡蠣(画像:公式Xより)

求心フレンズは、もともとすべて手縫いで“ふしぎかわいい”ぬいぐるみを制作するぬいぐるみ屋さん。つぶらな瞳のふわふわな体のぬいぐるみが人気で、数カ月に一度、オンラインショップで販売するというレアな商品です。ただし、最近ではカプセルトイやゲームセンターのプライズ、アパレルのアベイルやサンキューマートなどとのコラボ商品も発売しているため、手に取る機会が増えていくでしょう。

令和に入ってからバズったキャラクターはすべてSNS発ですね。これからもZ世代がハマるようなキャラクターがSNSから出てくると思いますので、私もチェックしていきたいと思います。

(構成:高田晶子)

原田 曜平 マーケティングアナリスト

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はらだ ようへい / Yohei Harada

1977年生まれ。慶応義塾大学商学部卒業後、博報堂に入社。ストラテジックプランニング局、博報堂生活総合研究所、研究開発局を経て、博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー。2018年よりマーケティングアナリストとして活動。2003年、JAAA広告賞・新人部門賞を受賞。著書に『平成トレンド史』『それ、なんで流行ってるの?』『新・オタク経済』『寡欲都市tokyo』などがある。YouTubeはこちら

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