堀江貴文「だから団塊ジュニアは出世ができない」 未来予測は不可能だが、たった1つわかること

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西成:そうなんです。だからみんな車間距離を詰めたり、割り込んできたりする。そうすると、割り込んだ人も含めてみんな損をするんです。割り込まないほうが早く着くんです。

堀江:でも、みんなが40m以上の車間距離で走らないといけないんですよね。そんなことはできないですよ。

西成:それで、なかなか実践するのが難しく、落ち込んでいたんですけど、自動運転の時代が来たじゃないですか。そうすると、車に車間距離をプログラムすればいいんです。

堀江:そうか。自動運転時代になったら、渋滞は理論的には発生しないようにできるんだ。

未来予測ほどいい加減なものはない

西成:渋滞というのは、組織でも個人でも同じで、適切な仕事の量があって、ある臨界を超えると急に仕事が渋滞し始めます。詰め込まず、余裕を持ったほうが生産性が高くなることがさまざまな企業で示されています。

この臨界は企業によって異なりますが、最大できる仕事量の約7割ぐらいがいい、ということがわかっています。そして未来を予測して、今後どれだけの仕事量になるか予測していくことも重要です。

堀江:そうですよね。でも、未来予測って難しいのに、みんな未来予測をしますよね。あれはなんでですかね。

西成:やはり指標がないと、予算を動かしたり物を作ったりすることができないからじゃないですか。でも未来を作っていくには、目標に向かっていく意志の力が重要だとよく言いますね。

堀江:未来予測ほどいい加減なものはないですよ。僕もよく未来予測を求められるんですけど「無理だ」って言いますもん。変数が多すぎてわかりませんよ。ただ、たまに確実に言えることがあるんです。

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