2人の政策には、外交面での「米国第一主義」対「同盟国との関係重視」や不法移民への「強制送還」対「国境警備強化」、富裕層への「規制緩和」対「増税」など、かなり鮮明な対立軸もあるが、対中国政策のように基本的な違いがみられないものもある。
ユニークな経済政策に注目
ここではユニークな経済政策に注目したい。
まず、トランプ氏が7月の共和党全国大会で「掘って、掘って、掘りまくれ」と掛け声をかけたシェールオイルの開発支援策。バイデン政権によるLNG(液化天然ガス)開発規制を緩和・解除し、供給量を増やすことでエネルギー価格の高騰を抑える狙いだ。米国の戦略備蓄在庫も払底状態にあり、同氏の政権復帰なら実現可能性はかなり高い。
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