44歳初婚で「4人の父」になった男性が語る本音 歌舞伎役者のような色白ハンサムが選んだ人生

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敏和さんは建築関連の国家資格を取得し、相方と2人で合同会社を設立。某ホテルチェーンの仕事を請け負う形で安定収入を確保している。なお、かつては保育園の給食室で働いていた雅美さんは、現在は子育てに専念中だ。

寂しがりの彼にとってのベストパートナー

「僕の年収は500万円ぐらいですが、節約志向の奥さんにすべて渡しているので安心です。僕は車とか洋服とかに頓着しないほうですし、旅行に行きたいとも思いません。小遣い制で貯金ができるのはむしろ助かります。教育費がかかるのは家族だから当たり前です」

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外食好きではないけれど「いいものを食べたい」という気持ちがある敏和さん。料理上手の雅美さんには胃袋をつかまれていることを隠さない。

「何を食べても美味しいのに『もう少し濃い味のほうがよかった?』とかいろいろ聞いてくれるんです。何よりも、仕事から家に帰ってきたときに一人じゃありません。その日にあった嫌なこと、つらかったこと、何でもないことをすべて話せます。夫婦喧嘩はしません。奥さんに『子どもの面倒をもっと見てよ』とか言われたら、すぐに謝っていますから(笑)」

週末は地域のスポーツコミュニティでボランティアコーチもしているという敏和さん。常に人の輪の中にいたいと願う彼にとっては、連れ子が3人もいるしっかり者の雅美さんがベストパートナーなのかもしれない。

本連載に登場してくださる、ご夫婦のうちどちらかが35歳以上で結婚した「晩婚さん」を募集しております(ご結婚5年目ぐらいまで)。事実婚や同性婚の方も歓迎いたします。お申込みはこちらのフォームよりお願いします。
大宮 冬洋 ライター

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おおみや とうよう / Toyo Omiya

1976年埼玉県生まれ。一橋大学法学部卒業後、ファーストリテイリングに入社するがわずか1年で退社。編集プロダクション勤務を経て、2002年よりフリーライター。著書に『30代未婚男』(共著、NHK出版)、『バブルの遺言』(廣済堂出版)、『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました。』(ともに、ぱる出版)、『人は死ぬまで結婚できる 晩婚時代の幸せのつかみ方』 (講談社+α新書)など。

読者の方々との交流イベント「スナック大宮」を東京や愛知で毎月開催。http://omiyatoyo.com/

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