敏和さんは建築関連の国家資格を取得し、相方と2人で合同会社を設立。某ホテルチェーンの仕事を請け負う形で安定収入を確保している。なお、かつては保育園の給食室で働いていた雅美さんは、現在は子育てに専念中だ。
寂しがりの彼にとってのベストパートナー
「僕の年収は500万円ぐらいですが、節約志向の奥さんにすべて渡しているので安心です。僕は車とか洋服とかに頓着しないほうですし、旅行に行きたいとも思いません。小遣い制で貯金ができるのはむしろ助かります。教育費がかかるのは家族だから当たり前です」
外食好きではないけれど「いいものを食べたい」という気持ちがある敏和さん。料理上手の雅美さんには胃袋をつかまれていることを隠さない。
「何を食べても美味しいのに『もう少し濃い味のほうがよかった?』とかいろいろ聞いてくれるんです。何よりも、仕事から家に帰ってきたときに一人じゃありません。その日にあった嫌なこと、つらかったこと、何でもないことをすべて話せます。夫婦喧嘩はしません。奥さんに『子どもの面倒をもっと見てよ』とか言われたら、すぐに謝っていますから(笑)」
週末は地域のスポーツコミュニティでボランティアコーチもしているという敏和さん。常に人の輪の中にいたいと願う彼にとっては、連れ子が3人もいるしっかり者の雅美さんがベストパートナーなのかもしれない。
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