和歌山県が浮上!秋の人気観光地ランキング 最下位に沈んだのは、あの県だった
楽天トラベルは国内最大級の旅行予約サイト。宿泊予約やバス、レンタカー予約などの旅行に関するデータが日々、蓄積されている。海外からの観光客もネット予約を積極的に活用していることから、「日本の観光」に関するさまざまな傾向を読み取ることができる。
上位は「大都市」と「遠くにある観光地」
そこで、東洋経済オンラインでは、同社のデータをもとにした観光に関するリポートを掲載していく。第1回は、富山県が急浮上!夏の人気観光地ランキング、第2回は外国人が好きな温泉地「トップ50」ランキングをお届けしたが、今回が第3回目。6年ぶりに9連休を取りやすいカレンダーとなった秋の「シルバーウイーク」の国内旅行先を、都道府県別にランキングする。
同社では昨年比の宿泊予約数伸び率ランキングをトップ10まで公表しているが、今回、東洋経済オンラインでは「予約数ランキング」を掲載する。
調査方法は以下のとおり。7月22日時点で楽天トラベルを通じて予約されているシルバーウイーク期間(9日間)の人泊数を合計し、その数が多い順にランキングした。対象期間は、2015年が9月19日(土)~27日(日)、2014年が9月20日(土)~28日(日)、2009年が9月19日(土)~27日(日)である。2009年を掲載したのは、今年同様、9連休を取りやすかったからだ。
ランキングを一見してわかるように、上位に「大都市」と「大都市から遠く離れた観光地」が集中している。大都市が多いのは、ビジネス・観光を問わず、通年、多くの人が移動しているからだ。トップの東京は夏休みの人気ランキングでも1位だった。関西の中心地である大阪も、同じ理由から3位に付けている。