災害時の「ポータブル電源」購入で失敗しないワザ 長持ちさせる「上手な保存法」についても紹介!

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ストーブや炊飯器、コーヒーメーカー、トースター、レンジ、冷蔵庫など、熱に関する家電はたくさんありますが、これらには使わないようにしましょう。停電時に調理をしたいなら、携帯用のガスコンロを使います。

気になる冷蔵庫ですが、冷蔵庫自体がクーラーボックスのように保温材でがっちり密封されているので、停電になったからといってすぐにポータブル電源につなぐ必要はありません。

夏場で冷蔵室が温まりだしたら、翌日の食材として使う冷凍肉などを保冷剤として冷蔵庫に入れるなどして対応します。冬場であれば、冷蔵室の中身をごっそり屋外の日陰に移動してしまうなども手です。

冷凍庫の食材も溶け始めてきたら、そこで初めてポータブル電源に接続します。その際、温度設定をできるだけ高めにするとバッテリーが長持ちします。

どれを購入すればいいのか?

9月の防災シーズンや台風シーズンになると、家電量販店にはポータブル電源コーナーができ、さまざまな製品が陳列されます。また昨今では、南海トラフ地震への警戒から、季節を問わず、防災コーナーが設けられています。

まずはメーカーや必要最低限な機能をチェックしてください。

ワザ①メーカー

筆者がお勧めするメーカーは老舗のJackeryか、そのOEMのJVCです。EcoFlowもお勧めです。EcoFlowは複数のバッテリーを接続して、1つの大容量バッテリーとして使うことが可能です。

左がJackery「1000New」、右がEcoFlow「RIVER2Pro」(写真:筆者提供)

ワザ②USB:タイプAが2~3個、タイプCが2個以上ついている

一般的なUSBコネクタはAコネクタですので、これが2~3個以上あるものがベストです。

家族が多い場合は、スマホでよく見られる楕円形で小さなタイプCコネクタを2個以上搭載している製品がお勧めです。

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