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中国テンセント、2四半期連続「50%超」増益の実力 オンラインゲームが回復、ネット広告も好調

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「オンラインゲーム業界が魅力的な新作タイトルや創造性の不足に悩んでいる今だからこそ、わが社はイノベーションを堅持しなければならない」

テンセントの総裁(社長に相当)を務める劉熾平氏は決算説明会でそう述べ、次のように強調した。

テンセントの劉熾平総裁は、オンラインゲーム事業におけるイノベーションの重要性を強調する(写真は同社ウェブサイトより)

「ゲームの品質に対するプレイヤーの要求と期待は非常に高く、新たなヒットゲームの開発はますます困難になっている。しかし、だからこそ(プレイヤーの期待を超える)ハイレベルで差別化された遊び方を生み出さなければならない」

広告配信システムを精緻化

オンラインゲームだけではない。スーパーアプリ「微信(ウィーチャット)」を入り口にした各種サービスの成長も、増益に大きく寄与した。微信の6月末時点の月間アクティブユーザー数は中国国内版と海外版の合計で13億7100万人に達し、1年前より3%増加。連携する有料サービスの登録ユーザー数は2億6300万人と、同12%増加した。

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中でも動画投稿サービス「微信視頻号(ウィーチャットチャンネル)」向けの広告出稿が伸びており、4~6月期のオンライン広告事業の売上高は299億元(約6144億円)と前年同期比19%増加した。

テンセントは4~6月期にオンライン広告の配信システムをバージョンアップし、広告収入のさらなる押し上げをもくろむ。新システムはユーザーの行動履歴をより長期に遡ることで、購買意欲(が高まるタイミング)を正確かつ迅速に把握できるという。

(財新記者:関聡)
※原文の配信は8月14日

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