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1日10万個製造「京都おたべ工場」内部の凄い光景 意外と知らない八ツ橋の歴史と工場見学の内容

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  • 丹羽 桃子 工場見学マニア・ライター
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筆者は何度かここを訪れており、工場の変化も感じている。その1つが、包装作業の工程の変化だ。おたべは2020年にトレー包装から、個包装へと変わった。最初に訪れた際には手作業でトレー包装が行われていたものの、個包装化されたタイミングで、この工程も機械化されるようになった。

個包装化されたおたべ(写真:美十提供)

美十が個包装を始めた時期は、偶然にも、新型コロナが流行しはじめたタイミングと重なった。個包装というスタイルは、感染を避けたい消費者の需要ともマッチしたようだ。

コロナ禍の観光客減少や外出控えで、美十のお土産やテーマパーク向け商品の売り上げは激減。一方、スーパーなどの地方銘菓特集や通販で購入が広がり、「自宅でもおたべを通して旅行気分を味わってもらえたのではないかと感じています」(広報担当松本典子さん)。観光客が戻ってから、美十はコロナ以前を超える売り上げを維持している。

出来立てほやほやのおたべを試食

「おたべ本館」工場見学のいちばんの魅力と言っても過言ではないのが、できたてホヤホヤの「おたべ」の試食体験だ。

新型コロナの影響でしばらくの間休止していたが、2024年5月から再開された。

「目の前で作られている様子を見たあとに食べる特別感」と、「工場に来たからこそ味わえる出来たて食感」で、お腹も心も満たされる。

ちなみに、おたべ本館では、おたべの手作り体験を楽しむこともできる(別途有料・事前予約制)。

「おてがるおたべ体験」(所要時間30分)では、生八つ橋の生地にあんこを包む体験ができる。空き次第では、当日すぐに体験可能。年齢制限がないため、小さな子どもも参加できる。1人800円で、3つのおたべが貰えるうれしいお土産付きだ。

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【売店では限定の商品も】

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