1日10万個製造「京都おたべ工場」内部の凄い光景 意外と知らない八ツ橋の歴史と工場見学の内容

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最近では、より多くの人に楽しんでもらえるよう、さまざまな企画も実施。2024年8月には、普段は入ることができない製造現場の内部や、パティシエから直接教わるお菓子作り体験など、ユニークな企画を数々実施し、来場者にも好評だったようだ。広報の松本さんによると、また同様のイベントの開催も検討しているという。

一味違う京都観光を楽しめる

元々は、地元の人たちに楽しんでもらいたいと始めた工場見学。今では全国各地から多くの人が訪れるようになった。

「来館者は、コロナ禍前を上回る堅調な状態です。以前はバスツアーで立ち寄られる比較的年齢層の高い団体のお客様が多かったのですが、コロナの影響でバスが減少したこともあり、グループ単位での修学旅行や、一般の乗用車で来店されるファミリー層が目立つようになってきました。atelier京ばあむ(京ばあむの工場)と一緒に楽しまれる方も多く、お客様の年齢層が広くなった印象です」(松本さん)

今後の目標は、外国人観光客にも沢山訪れてもらうこと。清水寺や嵐山などの京都の人気観光スポットとは異なり、おたべ本館のエリアは外国人観光客が比較的少ない。外国人観光客も楽しめるプログラムを考えているという。

これから紅葉が美しくなる京都。お寺巡りもいいが、おたべの工場見学で、一味違う京都観光を楽しんでみてはいかがだろうか。

【そのほかの写真も見る】出来立てのおたべが次々と流れてくる、工場内部をのぞいてみよう
工場見学の注意事項
・営業時間内であっても、時間帯や製造の都合により工場の稼働が終了していることがあります。また、まれに試食を提供していない場合もあります。
・団体で来館する場合は、バスの駐車台数に限りがあるため、事前に問い合わせる必要があります。
丹羽 桃子 工場見学マニア・ライター

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にわ ももこ / Momoko Niwa

岐阜県出身・千葉県在住。食品メーカーにて生産管理やOEM先管理に携わり、現在はフリーライターとして活動。子育てコラムや地域情報、企業HPなどを中心に執筆。学生時代から工場見学が趣味で、訪問回数は500回を超える。工場見学マニアとしても、記事監修や執筆、メディア出演なども行う。台湾高雄に5年間在住経験あり。

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