才能と努力。仕事をしていると、才能の差を見せつけられることがある。自分には難しい仕事を、なんでもなくやってのける人がいる。自分には長期間かかることを、短期間でこなせる人がいる。人によって、才能の差があるのはたしかなことだ。その差を埋めるには、努力しかない。しかし、本当に努力すれば、その差は埋まるのだろうか?
才能と努力というとき、私はいつもメッシとロナウドを思い出す。どちらもサッカー選手だ。それぞれに熱狂的なファンがいて、どちらが世界一かという論争が、もう20年近く続いている。世界でいちばん人気のあるスポーツはサッカーだ。サッカー選手になりたいと願う子どもたちもすごい数だろう。その頂点に立ったのがこの2人だ。毎年、最も活躍した世界最高のサッカー選手に贈られる賞であるバロンドールを、2008年から17年までメッシとロナウドのどちらかが受賞した。メッシはその後もさらに3度、受賞している。
成績を比較すると、多くの項目でメッシが上回るが、キャリア通算得点などロナウドのほうが勝っているものもある。メッシの才能は誰もが認めるところで、“神の子”とさえ呼ばれている。ロナウドも、もちろん才能はあるものの、メッシには劣るという意見が多い。それでも、ロナウドがつねにメッシと比較されるほどの活躍をずっと続けているのは、それだけ努力しているからだ。
酒でもコーラでもなく水
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