平和がゴルフ場を買収へ、パチンコと相乗効果は?

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株式市場の見方は厳しい。TOB発表翌日の平和の株価は前日比9・5%安と大幅下落した。

一方、10年前に破綻ゴルフ場を買収し、PGMを立ち上げたローンスター。今回のTOBで、どれほどの売却益が出るかは明らかではないが、株価は一時(2006年1月)、現行の6倍、30万円に達したこともある。ゴルフ人口の減少構造や株式市場の低迷を見れば、最高の売り時を逸したことは間違いない。

PGMの氏家顕太郎社長は、「短期的な投資回収を目的としない事業会社(平和)が大株主となるため、ゴルフ場の追加的な買収支援が期待できる」と事業拡大に意欲を示す。が、相乗効果が見えなければ、平和も追加投資には踏み込みにくい。異色の事業をどう活性化させるのか。

平和の業績予想、会社概要はこちら

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(堀越憲二、鈴木雅幸 撮影:梅谷秀司 =週刊東洋経済2011年11月12日号)

※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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