就職や昇進だけじゃない「資格」の思わぬ副産物 "資格芸人"が振り返る、FP取得後の劇的な変化

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「FP」の資格を得たことで、思いがけない副産物まで手にしたという(写真:mits/PIXTA)
資格は自分を"想像しなかったすごい世界"に連れて行ってくれる。そう語るのは、お笑い芸人「女と男」の市川義一さん。「カッパ捕獲許可証」に「ラグビーC級レフリー」「日曜大工士」など、実に47にもおよぶ資格を持つ市川さんですが、最初に取得した「FP」の資格には、思わぬ副産物があったといいます。
※本稿は市川さんの著書『「地味な資格」だけで人生は豊かになる: 資格で人生を激変させた「資格芸人」が教える処世術』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

資格マスターへの第一歩となった「FP」の取得

僕は学生時代からコンビを結成して、芸人を目指していました。

でも当時の相方が芸人を辞めることになって、コンビを解散しました。相方が警察官になったことを機に、僕も金融関係の会社に就職します。

1年間サラリーマンをしていましたが、芸人になる夢を捨てきれなくて仕事を辞め、また芸人になる道に戻ってきました。新しいコンビ「男と女(※現在は「女と男」に改名)」を結成して活動を開始するも、なかなか売れない……。

だけど3年くらい経った頃、関西で相方だけがピンの仕事で売れ始めました。

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