公開前の企業リリースをハックし荒稼ぎ

過去5年間で最大1億ドルの不当利益

 8月11日、米FBIは、ハッカーらが情報配信会社のシステムから盗んだ公開前の企業プレスリリースを入手してインサイダー取引を行った容疑で、株式トレーダーらを訴追したと発表した。写真はイメージ。ワルシャワで2013年2月撮影(2015年 ロイター/KACPER PEMPEL)

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米連邦捜査局(FBI)は11日、ウクライナのハッカーらが「ビジネスワイヤ」など情報配信会社3社のシステムから盗んだ公開前の企業プレスリリースを入手し、インサイダー取引を行った容疑で、米国などに拠点を置く株式トレーダーらを訴追したと発表した。

不正に得た利益は、過去5年間で最大1億ドルに上るという。

ニューヨーク・ブルックリンなどの大陪審は、2010年2月前後から計3000万ドルの不正な利益を得た容疑で9人を訴追。うち5人は11日に逮捕され、他の4人は国際指名手配された。

また、米証券取引委員会(SEC)は、盗んだ内部情報を利用して1億ドル超の不正利益を得たとして、個人17名と法人15社を民事訴追した。訴追されたのはニューヨーク、キプロス、フランス、マルタ、ロシアのトレーダーらで、すでに裁判所から資産凍結命令が出ているという。

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