従業員満足度調査をCSRの視点で活用する《組織・人を強くするCSR 第6回》
国内でもニチレイ、NTTデータ、ブリヂストン等多くの企業が取り組んでいる。これらの企業は毎年、定期的にES調査を実施し、その結果とES向上施策の事例をCSR報告書に掲載している。単に報告項目の1つとして掲載するのではなく、自分たちのCSRにとってESはどんな存在なのかを説明している企業が多い。
たとえば、ニチレイは「顧客満足度(CS)と従業員満足度(ES)は車の両輪」とし、企業のサステナビリティを高める重要な要素としてESを位置づけている。
このように先進企業では、ES調査をCSR活動の1つとして行っている。まだ、実施していない企業、過去に実施してみたものの散発的に終わってしまった企業もこうした事例を参考に、ぜひES調査の活用を検討されてみてはいかがだろうか。
(この連載はクレイグ・コンサルティングのコンサルタントが執筆します)
株式会社クレイグ・コンサルティング
2004年設立。ISO26000対応などのCSRコンサルティングを中心に、経営戦略、M&A、事業再生、人事コンサルティングなど幅広い分野でのコンサルティングを手掛ける。 http://www.craig.co.jp/
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