もはや命懸け!猛暑のゴルフは楽しめるのか 「8月にやるな」の遺言を破って得た教訓

✎ 1〜 ✎ 19 ✎ 20 ✎ 21 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

周囲の熱中症対策グッズにはちょっとびっくりした。筆者が知っている「昔の」夏対策といえば、日焼け止め、多めの水、タオルを2枚、乾いたものと濡らしたものぐらいが関の山だ。

今では、真夏にゴルフを楽しむためのグッズが豊富。というより、普段の生活の中にさまざまな熱中症対策のグッズが出てきており、これをゴルフに持ち込んでいる感じだ。地球温暖化の影響というのは大げさかもしれないが、30年前に比べてかなり対策が必要になっているのは事実だ。

暑さ対策のグッズは進化している

よくスポーツ選手がプレー後に筋肉や関節を冷やしたり、捻挫などのけがの冷却用に使われたりする氷水を入れた氷のうを持ってきた友人が、「夏はこれに限る」という。ペットボトルのスポーツドリンクを自宅で凍らせて持ってきた友人は「18ホールはもたないかもしれないけどね」と、ニヤリとする。ゴルフ場近くのコンビニには凍らせたペットボトルを売っているというから、そんなのはもう当たり前なのだろう。

そのほかにも、吹きかけると服がひんやりするスプレーや、水に濡らして首に巻くと冷却効果があるバンダナのようなもの(ネッククーラーというらしい)など、猛暑対策グッズに、こちらの時代錯誤ぶりを気づかされた。こうしたものは数百円ぐらいから購入でき、ゴルフ以外でも使えるので、便利そうだ。

服装は、ゴルフ場によって決まりがあるのでそれに従うしかないが、暑いからといって肌をたくさん出すよりは、長袖の機能性ウエアを活用したほうが日差し対策にもなるという。これも数千円程度で買えるので、着用が許されるゴルフ場には持っていきたい。

以前から、入場者が減少する冬場、夏場には冬季料金や夏季料金といった割引料金でプレーできるゴルフ場も多い。また、夏休みに子供と一緒にプレーする割引などもある。豊富な熱中症対策グッズに、低料金となれば、猛暑のゴルフに行く覚悟もしやすそうだ。

次ページそして18ホールを回りきった
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事