韓国が航空。防衛産業での輸出拡大に本腰

ソウルで航空・防衛ショー

半導体など電子部品や自動車に続けと、韓国が航空・防衛産業での輸出強化を力を入れ始めた。

10月18日から1週間、ソウル近郊のソウル空港(空軍基地)で開催されている「ソウル国際航空宇宙防衛産業展示会」(Seoul ADEX 2011)。展示の主役になっているのは、韓国で製造された超音速高等訓練機「T−50」、国産ヘリ「スリオン」だ。

特にT−50は今年5月、インドネシアへ16機、輸出額約4億ドルの契約に成功。航空機産業への足固めに成功した。開幕式典でも、世界各国から集まった政府・軍関係者の前にT−50を置くなど、さらなる輸出拡大への意欲が十二分に伝わってくる。

T−50は韓国企業の韓国航空宇宙産業と米ロッキード・マーチンが共同で開発。最高速度マッハ1.5で、訓練機としてだけでなく軽攻撃機としての使用も可能なもので、韓国自慢の軍用機だ。展示会でも、さまざまな試験・曲芸飛行を行うなど、最大限のアピールを行った。また、「スリオン」も初めて試験飛行を行った。


■超音速高等訓練機 T-50

世界の航空機産業の市場規模は約4000億ドルとされ、そのうち上位10社が9割を占める。韓国の市場規模は20億ドル、世界シェアは0.5%にすぎない。韓国政府は現在、国内市場規模を2020年までに200億ドルにまで引き上げ、うち100億ドルを輸出で賄うことを目標にしている。

一方、戦闘機等の航空機だけでなく、戦車などの車輌装備、レーダーシステムなど、韓国企業の防衛産業分野での実力も誇示されている。

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