韓国が航空。防衛産業での輸出拡大に本腰 ソウルで航空・防衛ショー

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戦車「K1A1」などを手掛ける現代ロテムや、「K9自走砲」等をつくるサムスンテックウィンなど、韓国の有力企業グループが出展。また、UAE向けの無人航空機地上統制装備(GCS)の輸出に成功したユーコンシステムなど、ソフト面での開発・製造にも力を入れていることがアピールされた。

ユン・チャヨンADEX共同運営本部長は「ADEXは韓国中小企業も参加し、規模拡大に一役買っている。今後の輸出に非常に関係がある企業の育成も考えている」と述べた。

1996年以来、2年に1度開催される同展示会は、今年が8回目。規模も回を追うごとに拡大し、今年の参加国は31カ国、参加企業も314カ国に上り最大規模になった(前回09年各27カ国、273カ国)。

また、各国の国防相など軍高官も多数来場。パキスタンやペルー、ナイジェリア、UAEなど世界各国から関係者が集まり、情報交換やビジネスの場となっている。

 

福田 恵介 東洋経済 解説部コラムニスト

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ふくだ けいすけ / Keisuke Fukuda

1968年長崎県生まれ。神戸市外国語大学外国語学部ロシア学科卒。毎日新聞記者を経て、1992年東洋経済新報社入社。1999年から1年間、韓国・延世大学留学。著書に『図解 金正日と北朝鮮問題』(東洋経済新報社)、訳書に『金正恩の「決断」を読み解く』(彩流社)、『朝鮮半島のいちばん長い日』『サムスン電子』『サムスンCEO』『李健煕(イ・ゴンヒ)―サムスンの孤独な帝王』『アン・チョルス 経営の原則』(すべて、東洋経済新報社)など。

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