「ジュラシック」に変貌した福井駅の衝撃

駅周辺の至るところに恐竜たちが出現

恐竜たちが闊歩する、現在のJR福井駅周辺。さながら、映画「ジュラシック・ワールド」のようだ

JR福井駅がすごいことになっている。といっても、北陸新幹線の話ではない。恐竜の話である。

福井駅のホームに降り立つと、ベンチに座った恐竜が出迎えてくれる。この恐竜と肩を組んで座って記念撮影でもすれば、十分な旅の思い出になるだろう。だが、ここからが本番だ。福井駅前には、原寸大の動く恐竜の模型が展示されているのだ。

「恐竜王国福井」を売り込め

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ホームのベンチに陣取った恐竜

これらの恐竜はフクイサウルス、フクイラプトル、フクイティタンの3体。中でも最も大きなフクイティタンは高さ6メートル。朝9時から夜9時まで30分おきに「ウォーッ」とうなり声を上げながら暴れ出す。無料展示では考えられないほどの迫力で、観光客を驚かせる。

今年3月の北陸新幹線金沢延伸開業に合わせて、福井県が「恐竜広場」と銘打って展示した。総事業費は2800万円に上る。「首都圏から北陸新幹線で金沢まで来たお客様には、ぜひ福井まで足を延ばして恐竜を体験してほしい」と、県の担当者は話す。

福井県は恐竜の化石の“産地”として、全国的に知られている。恐竜が生きていた時代の地層は北陸地方に多く分布しているが、中でも福井は恐竜化石の発掘に熱心で、早くから大規模な発掘作業を行ってきたからだ。

これまでにフクイサウルスをはじめ、数多くの化石が発見されている。県は「恐竜王国福井」を全国に売り込むべく、大々的なPR展開を行っている。

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