個性派だらけ「都知事選」候補者たちの驚きの主張 "田中角栄の娘"に、寿命144歳という96歳…

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健康の秘訣は、自ら発明したサイエンスフードと筋トレだという。寿命は144歳と豪語するが、会見には車いすで登場。壇上には自立して登ったが、わずかな段差を上るのもやっとの様子。そんな中松氏にその日の早朝、別の候補者が“塩”ならぬ“ケーキ”を贈ったという情報が。

「私が企業の後継者を育成する学校を1989年に造ったとき、講師として中松さんをお呼びしてからの付き合いです」

警視庁から警告を受けた候補者も

ケーキを届けた人物は、忠臣蔵義士新党の小野寺紘毅氏。意外な“縁”を明かす。

小野寺氏(本人提供画像)

小野寺氏は、30年以上にわたって忠臣蔵の赤穂義士を供養する『赤穂義士行列』を主宰してきた。街頭演説などでは、赤穂義士の格好をして“戦い”に臨んでいる。

「今回の出馬で当選するとは思っていません。私は忠臣蔵の精神をもとに、日本のよさを振り返り、悪いところは直す。いいところは伸ばし、若い人が道を誤らないように、私の経験を正しく伝える場が欲しかったんです。今回は広く知ってもらい、次の都知事選で勝負をかけたい」

今回の選挙では、24人を擁立するNHK党が、各候補者に割り振られるポスター枠を販売するなど物議を醸す一幕も。乳首と局部を候補者の顔で隠しただけの女性がほぼ裸で写っているポスターを張って、警視庁から警告を受けた候補者もいる。

それがアメコミのキャラに扮して選挙活動を行う元埼玉県草加市議の河合悠祐氏だ。過激なパフォーマンスを行うのはなぜか。6月27日、本人に電話で話を聞いた。

河合悠祐氏(左)とタレントの桜井MIU(画像は河合氏提供)

「少数者の声を拾う代弁者になることが大切だと思っています。モザイクをやめてほしいとか、性的表現の自由を広く認めてほしい人は、少なからずいる。フェミニストの主張ばかり認められたら、堅苦しい社会になってしまう。だから僕みたいな誰に頭を下げるわけでもない泡沫候補が代弁者として、言いたいことを言ってやろうと思っているんです」(河合氏、以下同)

理由は、これ以外にも。

「政治が変わるために必要なのは、どこの政党にも染まっていない真っ白な若者の力だと思っています。自分もそうでしたが、若い人が政治に興味がないのは当然のこと。だからこそ、自分が奇抜なことをして、少しでも興味を持ってもらえたらと考えました

ちなみに問題となったポスターのモデルである女性タレント・桜井MIUとは、恋人関係だったりする?

「全然違います。ちなみにポスターに使った裸の写真は桜井さんが送ってくださったのですが、僕が見た段階で、すでに局部と乳首は加工されており消えていました。じゃないと、僕が見えちゃいますからね(笑)」

さまざまな思いを胸に、候補者たちは都知事選へ!

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