(第73回)大学キャリアセンター/就職部の現状2

 

●利用しにくいOB/OG名簿

キャリアセンターでは「キャリア意識を高めるために社会人と話す機会を持つ」ように学生に指導しているのだろうが、OB/OG紹介については消極的に見える。

「名簿を施設に常設し、学生が自由に閲覧できるようにしている」はわずか3%にすぎない。「学生の要望に応じて名簿を貸し出し、その場で閲覧させている(持出禁止)」は15%にとどまり、「名簿は貸し出しておらず、学生の要望に応じて個別に紹介している」は最多の60%。「窓口では一切紹介していない」大学さえ14%に上っている。

おそらくこれほど及び腰である理由は、05年施行の個人情報保護法だろうと思う。しかし、これほどOB/OG名簿を使いにくくする正当な理由たりうるだろうか? もう少し学生にとって使いやすい名簿にすべきではないだろうか?

OB/OG訪問する学生がとても少ないことについては、これまでにも書いているが、少ない理由の1つは、大学側の規制にありそうだ。

図表5:OB/OGの紹介方法

 

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