東京医科歯科大は、深刻な問題を抱えた患者を受け入れていたが、春日井氏は憤りを感じたという。
「インプラント治療が失敗して困った患者を多く診てきたが、担当した歯科医からの紹介状や連絡は1つもなかった。責任感がなく、医療倫理が欠落している。インプラント治療の問題が続出した本質は、患者のことを考えない歯科医の存在にあったと私は思う」
本来は抜歯の必要性がないのに、インプラント治療に誘導していたケースも報告されている。これでは、患者不在と批判されても仕方がない。
春日井氏によると、現在では当時のようなミスは大きく減少した。理由の1つが医療DXである。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら