上司に「今ちょっといいですか?」は微妙な理由 人を動かす「相談フレーズ」NG例&言い換え例

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ビジネスシーンの女性
相談をするとき、どんな言葉を使うかによって、相手が受ける印象はがらりと変わります(写真:Fast&Slow/PIXTA)
相談したいとき、いきなり相談をもちかけていませんか? 運悪く相手が忙しいときだったら、「後にして!」と言われてしまうこともあるでしょう。

そんな状況を避けるためには、相手の都合を慮るひとことが重要です。新著『仕事で悩まない人の相談力』では、誰も教えてくれなかった、具体的で、かんたんな相談の方法が紹介されています。 

同書より一部を抜粋し、3回にわたってお届けします。
前回記事:『相談できない人が陥る「行き詰まり」パターン5つ』

相手が答えやすいフレーズに言い換える

相談するときに大事なのが、言葉の選び方。どんな言葉を使うかによって、相手が受ける印象はがらりと変わります。

漠然とした表現で何を求めているのかわからなかったり、ちょっとネガティブだったりすると、相手はいい印象を抱いてくれません。そうすると、「後にしてくれる?」と邪険に扱われたり、適当にアドバイスされたりして終わり、ということになりかねません。

逆に、相手に「この人の力になってあげたい」「サポートしてあげたい」と思ってもらえたら、相談は成功です。望んでいる以上のサポートや、意外な情報をもらえるかもしれません。

相手に「答えたい」と思ってもらうためのポイントは、以下の3つです。

・相手をリスペクトすることを忘れない
・誰のことも否定しない
・よりよい未来をイメージする言葉を使う
次ページ言葉選びの具体例
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