「自分の強み」や「自分らしさ」が見つかる10の質問 他人から「選ばれる人」になるためにしたいこと

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公私ともに自分が「幸せ」と感じる瞬間を思い出して、どんどん書いていきます。次に「これらの共通点は何か?」を考えます。

私の場合は、まず「安心できる人間関係」と「体が温かくなったとき」「自然の光や香りで、五感を刺激されたとき」に幸せになるという共通点がありました。これが自分をよく知ること、「自分のトリセツ(取扱説明書)」を作ることです。

もし悲しい気持ちになったり、人を恨んだり、妬んだりしそうになったときは、温かいコーヒーをポットに入れて、屋外の公園に散歩に行こうといった対策ができます。

さあ、準備はよろしいですか? 新しい自分を発見する質問に答えてみましょう。

【「自分らしさ」を見つける10の質問】

❶ あなたが幸せを感じるのは、どんなとき? その共通点は何ですか?
❷ あなたが怒りを感じるのは、どんなとき? その共通点は何ですか?
❸ あなたが好きな場所は、どこですか? その共通点は何ですか?
❹ 今までの人生であなたが時間を費やしてきたことは、何ですか?
❺ あなたが好きな人の、好きなところは、どんな部分ですか? その共通点は?
❻ あなたにとってお金とは、どんなものですか? 複数書き出してください
❼ 死ぬまでにやってみたいことは、何ですか? 20個書き出してください
❽ あなたが人に対して「こうあるべきだ」と思っていることは、ありますか?
❾ もし何の制約もなかったら、あなたの理想的な1日は、どんな感じですか?
❿ 「私は◯◯な人間です」。◯◯に入る言葉を、ありったけ書き出してください

自分という人間を深く理解するためのガイド

『選ばれる人になる「パーソナル・ブランディング」の教科書』(三笠書房)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

この質問は、自分という人間を深く理解するためのガイドです。多面的な切り口から自分を見つめることで、自分の内面や性質を深掘りすることができます。

人は、知らないものに恐怖を抱く生き物。自分自身をよく知らないと、生きていること自体が恐怖になってしまうのです。

だから何よりもまず、自分自身をよく知るためのワークを行いましょう。自分の特性を熟知すれば、判断が早くなり、不安を減らすことができます。

自分自身をより深く知ることは人生を楽しくする第一歩であり、「パーソナル・ブランディング」の最初のステップとなります。

守山 菜穂子 ブランドコンサルタント/株式会社ミント・ブランディング代表取締役

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もりやま なおこ / Naoko Moriyama

1975年千葉県生まれ。多摩美術大学卒業。読売広告社を経て、小学館に転職。広告局にて数々の看板雑誌の広告企画を担当。仕事の忙しさがピークとなった30代半ば、自身のキャリアの展望を見失い、働く意味を問う中で「ブランディング」の技術と出合い、自分ならではの道を見つけて動き出す。2014年、ブランドコンサルタントとして独立。マスコミ勤務経験を活かした「パーソナルブランディング講座」が瞬く間に人気となり、これまでに経営者やタレント、政治家、弁護士など2500人以上のブランド構築を支援。「ブランドづくりは誇りをつくること」との信念のもと、企業や個人にブランディングノウハウを提供している。

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