運命の一夜が明けて独仏首脳が語ったこと <動画>ギリシャの民意は尊重するが・・・

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ギリシャが莫大な緊急援助についての条件に応じることを拒否した1日後、パリにおける首脳者会談ではこの国の運命が主題となった。ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、週末のギリシャの青票を認めることにより、話を切り出した。

「私たちは国民投票の結果を尊重します。それは、民主主義の主権国家における投票ですから、私たちは、この決断を受け入れなければなりません。問題は、ユーロ圏内の他の18か国がこの投票にどのような態度を示すか、そして私たちがどのような解決策を講じることができるかということです」

メルケル首相は話し合いは今でもまだ可能であると続け、アテネに迅速に行動をとるよう促した。

メルケル首相は次のようにも述べた。「これには期限があり、私たちはギリシャからの提案を今週一杯検討し、そのうえで現況の処理に取り組む予定です」

フランスのフランソワ・オランド大統領も同様の感情を表明し、今はギリシャ側の対応を待つと述べた。

オランド大統領は次のように述べた。「ギリシャがユーロ圏に存在し続けたいという希望をもっていることが認識されるためには真剣且つ説得力のある提案を提出する必要があり、それを実行するか否かはアレクシス・チプラス首相が率いる政府次第です」。

オランド大統領とメルケル首相はユーロ圏の主導者たちに対して、7月7日火曜日にブリュッセルで、緊急会議を行うよう要請した。

ギリシャは週末にかけて緊縮政策に対して反抗的であったが、月曜日には、緊急援助の原案に対して批判的であったとして知られるヤニス・バルファキス財務大臣の辞任を求める等の折衷案を取ったように思われる。夕方前までに、ユークリッド・ツァカロトス (Euclid Tsakalotos) 氏が新大臣に宣誓就任した。

多くの人々はギリシャを経済的崩壊から救助する政策が、うまくいけば数週間で可決すると信じている。 

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