清原達郎氏が語る「四季報夏号は特別」の理由 元長者番付1位の投資家が伝授する四季報の読み方
会社の特長をコンパクトに解説したプロフィールやライバル比較なども便利です。
例えば大成建設のページにあるライバル比較の項目を見ると、競合する大手ゼネコンの鹿島、大林組、清水建設との株価や業績比較が載っていて役に立ちます。
減価償却費や設備投資の金額が載っているのもいいですね。それで大まかなキャッシュフローがわかりますから。
スクリーニングをしてからピンポイントで自分が興味を持った銘柄を一つずつ調べるのなら、オンライン版のほうが圧倒的に有利でしょう。しかし割安順にスクリーニングして銘柄を選んでいくやり方には問題点もあります。
私は4000社近くある上場銘柄から割安順に1000社ぐらいを買い銘柄候補に入れていました。割安というと聞こえはいいのですが要はダメ会社順に1000社並べたということなんですが。
紙版で経済動向を把握
だから私はダメ会社についてはとても知識が豊富なのですが、優良株についてはほとんど知識がありません。世の中の流れがまったく分からないのはプロとしてどうなのかということで、紙の四季報を次のように使っていました。
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