アリスの気分が味わえる憩いの公園
筆者が利用した日は、あいにく朝から雨模様でした。開店時間の5分ほど前に到着したら、その時点でインバウンドの旅行者と思しき家族連れが開店を待っていました。
開店直後にも1組の外国人カップルが入店し、私以外のお客は全員異邦人という、ニュースで声高に繰り返される訪日外国人旅行者数の増加を目の当たりにしながらの朝食となりました。
渋谷の再開発の象徴として、悪し様に言われることも多いミヤシタパーク(MIYASHITA PARK)。さして期待せずに行ったのですが、渋谷駅から徒歩数分でこんな面白い場所があるのかと。
徒歩と自転車しか通れないラクガキだらけの、細くて汚いトンネルを抜けると、緑あふれる近未来的な建物が現れた瞬間の、摩訶不思議な感覚ときたら! まるでうさぎを追いかけて穴に飛び込み、不思議の国に迷いこんだアリスの気分です。
SNSでは「渋谷には若者の居場所がなくなった」とか「公園なのに憩いの場じゃなくなった」などと声の大きい人たちが騒いでいますが、ミヤシタパークの屋上には、芝生が広がりベンチもあり、スケート場やボルダリング設備もあり、どうみても若者が集うことを想定した憩いの場であり「百聞は一見にしかずとはこのことだなぁ」と、いろいろ考えさせられる朝でした。
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