「嘘の笑顔で自撮りする人」が幸せになれる根拠 ニッコリ笑った自撮りがもたらすスゴイ効果
さらに、グループA〜Cの中で最もポジティブな感情が増したのが、笑顔の自撮り写真を撮影するグループAでした。次いでグループB、グループCの順番です。
脳には、自分や周囲の人の感情に引きずられる性質があります。この研究でも、笑顔の自分を自撮りするグループAの被験者は、普段の生活の中で笑顔が増えるという結果が出ています。
ちなみに、自分が嬉しくなるものを撮ったグループBの被験者は思慮深さに富むようになり、他者を喜ばせるものを撮ったグループCの被験者は「家族や友人との関係が、自身のストレス軽減に繫がる」と感じるようになったそうです。
つくり笑顔でも脳は勘違いする
このチェンらの研究のポイントは、〝笑顔〞の自撮り写真である点です。
ハッピーアクションとするには、あくまでもニッコリ笑った自撮りでなければいけない。
しかし、自撮りをするにしても、笑顔で撮るのは難しいと感じる方も多いでしょう。そんな方は、グループB・Cのような、自分の好きなものや、家族や友人が喜びそうな写真を撮影するとよいでしょう。
ただ、それはそれとして、「嘘の笑顔でもいいから自撮りをする」というのも1つの手です。
なぜなら、単純な脳は、つくり笑顔でも「心から笑っている」と勘違いしてしまうことが分かっているからです。
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