「SASUKE」が結んだ日本とアラブの新しい絆 聖地・緑山をサウジアラビア王子が訪れた!

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6月にはベトナムで『SASUKE』の現地制作版『SASUKE VIETNAM』の放送も始まった
凡人ではおよそひとつも攻略できないさまざまな障害物に、鍛え上げた生身の人間が挑んでいく――。TBSのスポーツエンターテインメント番組『SASUKE』が、7月1日(水)に第31回目の放送を迎える(よる7時から4時間SP)。
5月下旬、TBS緑山スタジオ(横浜市青葉区緑山)で行われた今回の収録現場には、放送局や制作会社の幹部、選手など9カ国から総勢50人以上、過去最大規模の海外関係者が押し寄せた。これにはSASUKEの世界的な人気が関係している。視察団の中には、超VIP級関係者の姿もあった。
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SASUKEの海外版は、『Ninja Warrior(ニンジャ・ウォリアー)』と呼ばれる。世界165カ国・地域で放送され、現在までに9カ国で現地版も制作されている。2014年、アメリカ現地制作版『American Ninja Warrior』シーズン6は、地上波「NBC」のG帯(ゴールデンタイム)で14週間連続視聴率同時間トップを記録、全米で延べ1億人超が視聴する大ヒットを記録した。

2015年も、現在放送中のシーズン7が高視聴率を連発している。4月に始まったイギリス現地制作版『Ninja Warrior UK』は、イギリス民放最大手「ITV」で視聴率同時間帯トップ。6月にはベトナム現地制作版『SASUKE VIETNAM』の放送も始まった。

5月下旬、SASUKE最新回の収録に訪れたアジアや欧米の放送局、制作会社の主な目的は、SASUKE=Ninja Warriorの自国版制作をにらんだ視察だ。まだ契約交渉中のため、ここでは詳しく言及できないものの、いずれ新たな現地版制作に繋がることが期待されている。

TBS関係者も思わず慌てる王子の来日

そして今回、TBS関係者をあたふたさせる海外関係者が来日した。それが、サウジアラビア王国のフェサール王子 (His Royal Highness Prince Faisal bin Bandar bin Sultan Al Saud)だ。

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