空港施設では近年、ガバナンス問題が噴出している。先述したように、国交省OBの人事介入が大きな騒動となったことは記憶に新しい。
2022年12月に国交省の元事務次官が空港施設を訪れ、当時の会長と社長の退任と副社長の社長昇格を要求した。副社長は国交省OBで東京航空局長を務めた人物だった。
空港施設側は社長は指名委員会で選考することになっていると説明し、元事務次官の申し入れを拒否した。この顛末が2023年3月に明るみに出て、副社長は4月に辞任した。
波乱は続く。6月の空港施設の株主総会で社長解任劇につながった。当時社長だった乘田(のりた)俊明氏が75%を超える圧倒的な反対多数で再任が否決されたのだ。
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