最強のひとり旅"適齢期"、旅を楽しむ7つの秘訣 何歳になっても新しい刺激が自分を活性化
「この自由さが、ひとり旅の醍醐味でもありますよね。年齢的に心身の鬱々が増えてきたこともあり、何か好きなことをしようと、思いきってひとり旅をするようになりました。
旅で自分だけの時間をゆっくり過ごすと心の栄養になり、気持ちもリフレッシュ。たった1泊でも心が晴れて、脳が活性化し、私のなかの“ごきげん貯金”がたまっていきました。機嫌がいいと、家族にも優しくなれた気がします」
学生時代から旅行好きだったという山脇さんですが、結婚後の旅はほとんど夫と一緒。ひとり旅を復活させたもう一つのきっかけは、グループで訪れた台湾旅行でした。
「私だけ宿へ先に戻ることになって、先輩から『ひとりで大丈夫?』と聞かれて。えっ、私はひとりで台湾の街すら歩けない人間だと思われている?と驚きで(笑)。
結婚前にひとり旅の経験はありましたが、言われてみれば30年近くしていない。私にもまだできるのかな? できないかも?と考えました」
"初めて"があるから楽しい
その台湾旅行から3カ月後、山脇さんは国内1泊のひとり旅を決意。何度も訪れたことのある安心感を理由に、行き先は京都に決めました。
「ところが……京都駅で降りた途端にドキドキそわそわ。宿にチェックインしたものの、ひとりでどうしたらいいの?と落ち着きません。
結局、ひとり外食はハードルが高く、お気に入りのさばずしをテイクアウト。ホテルの部屋で食べて、その日はさっさと寝てしまいました(笑)」
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