変貌するエイベックス、ヒット不在でも稼げる秘密
人をコンテンツととらえて、さまざまな分野で活躍できる場を提供するのがエイベックスの目指す総合エンターテインメント企業の姿。その実現には、魅力あるアーティストの存在が大前提となる。
エイベックスの看板を背負う浜崎あゆみは、男女双方の支持を集めたからこそライブやグッズ、コラボ商品で強いブランド力を発揮し続けている。岡三証券の森田正司アナリストは「最近は少女時代やAKB48がヒットする中で、エイベックスが得意としてきた女性アーティストのヒットを生み出せていない。このジャンルでの巻き返しが期待される」と指摘する。
どんなに映像やマネジメントを強化しても、最終的に人気を左右するのは時代を彩るアーティスト。音楽市場が縮小しても、この宿命は変わらない。
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(本誌:前田佳子 =週刊東洋経済2011年7月30日号)
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