開発進むJR駅に負けない、「阪神芦屋駅」の底力 駅周辺は散策に最適、谷崎潤一郎「細雪」の舞台

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阪神芦屋駅は芦屋川駅に架かる地上駅(筆者撮影)

阪神電気鉄道の芦屋駅は兵庫県芦屋市の玄関口の1つであると同時に、阪神本線の主要駅でもある。芦屋駅までは大阪梅田駅から19分、神戸三宮駅から11分だ。同駅の北側にはJR神戸線(東海道本線)の芦屋駅、阪急神戸線の芦屋川駅がある。また、同じ芦屋市内に阪神の打出駅があるが、こちらは平日朝ラッシュ時を除き優等列車は停車しない。

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直通特急・特急が停車

芦屋駅には直通特急・特急、区間特急、区間急行が停車し、平日の朝ラッシュ時に限り神戸三宮―近鉄奈良間を直通する快速急行が停車する。

参考までに、阪神芦屋駅の1日あたりの乗降人員は約2万6000人だ。対して、JR芦屋駅の乗車人員は約2万4000人、阪急芦屋川駅の乗降人員は約1万3000人である。JR芦屋駅は乗車人員のため、乗降人員に置き換えるとだいたい5万人弱となる。

駅の利用者数という点では阪神芦屋駅はJR芦屋駅に2倍近くの差をつけられている。しかし、郊外住宅地としての芦屋の発展は阪神芦屋駅からはじまったのだ。

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