タイプ別で変わる、子どもの自己肯定感の育て方 「赤青黄緑」選んだ色で性格タイプがわかる

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『何があっても「大丈夫。」と思える子に育つ 子どもの自己肯定感の教科書』より引用

みんなのためにひと肌脱ぎます!ブルータイプの子の特徴と強み

[ブルータイプの子の特性]

やさしさや思いやりに満ち、人を支える性質をもっています。感受性が強いため、すぐに泣いてしまったりします。幸せなとき、悲しいとき、こころが傷ついたときなど、多くの場面ですぐに感情がゆさぶられるやさしいお子さんです。

「与えるのが得意」ですが、「受けとるのが苦手」です。謙遜や遠慮をしがちですし、「わたしなんて……」と自己評価も自分で下げてしまいがちです。もっとも重要なのは、自分はとても愛されるべき、魅力的な存在だということを認識することです。

また、人に対してセカンドチャンスを与えることができる寛容さもあります。

ただし、ときとして自分ががまんをしていることにも気がつかず、耐え忍んでしまい、時間があっという間にたち、情に流されやすいのも特徴です。

感情面の絆を必要としているため、他者に尽くせる大きなこころをもっています。

すべてのできごとや人を慈しみ、深くかかわり、信頼のある関係を重んじる傾向があります。

そのため、他人のために無理をしたり不健康になったり、もっとがんばらなくちゃと達成感のなさを感じたりします。

ときとして、人間関係をバッサリ切ってしまうことでしか処理できずに、いままで培ってきたものを台無しにしてしまうような状況をつくり出してしまうことがあります。

[ブルータイプの子に接するコツ]

ブルータイプの子どもの子育てにおいて、親や周囲の人が大切にこころがけてほしい点は、「あなたはあなたでいいんだよ!」「自分をもっと大切にしていいんだよ!」という言葉かけをしたり、このようなソフトな気もちで接することです。

・質問の返答は、じっくり待ってあげる。
・努力と進歩をほめる(例:「ここまで努力したことはよくわかってるよ」など)。
・ほかの人を助ける姿や教える姿を見たら、行動をほめる(例:「あなたのサポートが役に立ったよ」「○○ちゃんに教えてくれて、助かった。ありがとう」など)。
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