英語がすらすら聞き取れる「たった1つのコツ」 苦手意識を持つ人も多いリスニングの克服法

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

でも、述語に注目して聞いていれば、「ある人が、何かの問題に直面したって言いたいんだな」というくらいのことはわかります。

そしてたいていの場合、これくらいの理解でも次に進むことはできます。難しい単語が出てきたり、「今の単語ってなんだっけ?」と思った瞬間に「もうダメだ」と思ってしまっているうちは置いていかれる一方ですが、「動詞さえ聞き取れれば、なんとかなるかも」と思って聞いていると、置いていかれることはないのです。

主語→述語のリズムが身に付くように

『ドラゴン桜公式 10日で攻略 ドラゴン英検2級』(‎リベラル社)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

「追い読み」=「シャドーイング」を実践する中でも、「これが述語だな」と意識しながら文を読むことで、「主語」→「述語」のリズムがだんだん身に付いていくようになります。

そしてそれを続けていけば、英文を聞いていても「あ、これが動詞だから、これが主語で、だいたいこういう意味だな」というのが頭の中に浮かぶようになるのです。

ぜひ日頃の勉強の中で「どれが動詞なのか」を意識して、英文を聞いたり読んだりする訓練を積んでもらえればと思います。

西岡 壱誠 現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

この著者の記事一覧はこちら
孫 辰洋 リザプロ代表取締役/日本ITビジネスカレッジ理事

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

そん たつひろ / Tatsuhiro Son

2000年生まれ。茨城県の高校から総合型選抜で早稲田大学政治経済学部を初めとした4学部に合格、中国の清華大学にも合格。受験時に周りに経験者がいないことや、都心部に総合型選抜の情報が集中しているのを痛感し、大学1年生時からオンラインでAO推薦コンシェルジュを提供し始め、2020年にリザプロ株式会社を設立。累計2000家庭以上の総合型選抜による大学合格を支援、また実際の指導経験を活かしAbema primeにAO推薦のプロとして出演。『英検®完全攻略ガイド』、『3ヶ月で英検®準1級を合格する』(幻冬舎)、『推薦入試の教科書』(星海社)の監修を務める。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事