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海外で学ぶ中国人留学生、渡航先が多様化の背景 ドイツ、イタリア、マレーシアなどの人気が上昇

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中国以外の国々から海外に向かう留学生の傾向を見ると、近年はインド、ベトナム、ウズベキスタンなどの出身者の増加が目立つ。2021年のインド人留学生の総数は50万8000人に上り、2019年比で約10%増加した。

英語圏の高等教育機関ではインド人留学生の増加が目立つ(写真はイメージ)

例えば(留学先として人気が高い)カナダでは、すでに2017/2018学年度からインド人留学生の数が中国人留学生を抜いて最大勢力になっている。さらに英語圏のイギリスやオーストラリアでも、インド人留学生が中国人留学生に追いつく勢いだ。

一方、外国人学生の留学先としての中国に目を向けると、コロナ禍の影響や国際情勢の変化などを受け、その魅力は相対的に低下している。

留学先としての中国の魅力向上を

世界各国から中国に留学する学生の数は、2010年から2018年にかけては全体的に増えていた。前出の報告書によれば、高等教育機関で学ぶ外国人留学生数のランキングで、中国は2016年にはアジア首位、全世界で2位だった。しかし2021年になると、それが世界9位に後退した。

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中国で学ぶ外国人留学生に関しては、「アジア、アフリカ、ラテンアメリカ諸国などとの外交関係や伝統的な友好関係に依存している」との指摘が、2016年当時からあった。

その要素を差し引いたうえで、留学先としての中国の魅力をもっと向上させる必要があると言えそうだ。

(財新記者:范俏佳、王梓凧)
※原文の配信は3月4日

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