「時間の使い方が下手な人」はコツがわかってない 勉強時間をつくれない人に、独学プロが教える
企業の立場で考えると、教育を行っても辞めてしまう社員が増えることになるので、コストをかけずにスキルのある社員を採用する傾向が強くなるはずです。必然的に人間関係よりもスキルが重視されることになりますから、上司の機嫌をとる意味は年々小さくなっていきます。
ムダな時間を削って、自分のために使うべきでしょう。
時間の使い方にメリハリをつける
最後のコツとしては、時間の使い方にもメリハリをつけるということです。
私は、集中することが必要かどうかで、仕事だけでなくあらゆるタスクを3段階に分類しています。
まずは集中が必要で、ほかのことと同時に行えないタスク。
これは、資格試験の勉強や税務申告書の作成などがあてはまります。優先して可処分時間の中に組みこむべきでしょう。
続いては、ある程度の集中が必要だけれど、ほかのタスクと並行して行えるものです。
私の場合だと、原稿を書く作業やメールを返信する作業などが該当します。原稿は家で書くことが多く、夕食の後の休憩時間や、土日の空き時間をあてています。子どもの面倒を見ながら行うことがほとんどで、求めに応じてゲームで遊んだり、本を読んであげたりします。
その時々で集中が阻害されますが、子どもと遊んでいる間に原稿の続きを考えるようにしています。ラーメンの材料発注などもこの時間に行うようにしています。