「時間の使い方が下手な人」はコツがわかってない 勉強時間をつくれない人に、独学プロが教える
あえて言うならば、時間の使い方は人より少しだけうまいかもしれません。
たとえば、この原稿を書いたのは、とある日の土曜の12時です。朝7時に起床して事務所に行き、顧問先2社の会計データをチェック、来週決済の所有権移転登記書類を作成したあと、9時にラーメン店の材料を買って店に行きました。家に戻って11時からラーメンの試作をして、それから原稿を書き始めています。1回の記事は4000字が目安のため、1300字ずつ、3日に分けて書く予定です。
たくさんの仕事を並行して行っている
この日は一例ですが、だいたいこんな感じの日々を過ごしています。毎日の作業で行っていることは、受験生時代よりはるかに多いです。ですが、それほど忙しいという感覚はありません。むしろ、まだまだやりたいことがたくさんあります。
しばらくやめていた格闘技の練習も再開したいですし、民泊を始めるための物件探しもしたいです。最近、市役所前の広場を借りて屋台やキッチンカー、ステージパフォーマーを誘致し、数千人が来場するイベントの運営も始めました。地元の経済を活性化させるため、微力ではありますが力を尽くしたいと思っています。
私がたくさんの仕事を並行して行っていることに驚く人がいるかもしれません。
当然ですが、人間に与えられた時間は平等です。私の1日も24時間しかありません。だいたい私は24時半から1時の間に眠り、7時に起きています。夜は6時間半ほど眠り、眠くなったら昼寝をするので、平均すると1日の睡眠時間は7時間ほどになります。
そのほか、風呂、食事、子どもの世話に3時間30分、通勤時の運転に30分かかるので、仕事や趣味に使えない時間の合計は11時間ほどです。それを除くと、1日の可処分時間は13時間ほどになる計算です。