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「1ミリも伝わらない」信頼全部失う残念な話し方 頭に入る話の絶対条件「キーワード」と「接続詞」

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  • 深沢 真太郎 BMコンサルティング代表取締役、ビジネス数学教育家
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私はこのようにキーワードと接続詞だけで要約できる話し方を、「数学的な話し方」と呼び、ビジネスパーソンの皆様に推奨しています。

数学とは論理を使って主張が正しいことを論じる学問であり、その基本は次のような型です。

ある数aは偶数である
↓(さらに)
ある数bも偶数である
↓(以上より)
数(a+b)も偶数である

先ほどの本田さんの話と、まったく同じ構造をしていることに気づいていただけるでしょう。まるで数学のように無駄なコトバを一切使わず記述できる。これが数学的な話し方です。

本田さんが学生時代に数学の勉強をされたのかはわかりませんが、その話し方は極めて数学的であり、間違いなく本田さんはあの場で数学をしていました。もしご興味ある方はぜひ実際の映像をご覧いただきたいと思います。

とにかく「キーワード」と「接続詞」で考える

まとめましょう。対照的な2つの例を挙げることで、「要約された状態」と「要約できる状態」の使い分けについて整理します。

「要約された状態」が求められるシーン
忙しそうにしている上司に声をかけ、1分程度で報告と合意をもらわなければならない

相手は忙しそうにしているわけですから、ここは「要約された状態」の内容を伝える必要があります。要約するのは聞き手ではなく話し手です。

「要約できる状態」が求められるシーン
リーダーが所属メンバーに向けて来年の方針を語る

ここは「要約できる状態」の内容を伝えるべきです。来年の方針という重要な話をするのに、一言あるいは一行でそれを表現し、話が終わってしまっては聞き手が困惑するでしょう。「なぜその方針なの?」「もう少しちゃんと説明してくれよ」と思うのが自然です。要約するのは話し手ではなく聞き手です。

もしあなたが後者のようなケースで話をする場合は、先ほどご紹介した本田圭佑さんのスピーチのような発想が求められます。キーワードと接続詞だけで表現できるような内容を準備し、熱意を込めて話してください

「要するになんなの?」という指摘は、あなたが要約して伝えてくれないことへの指摘ではありません。あなたに「要約できる状態」をつくるスキルが足りないことへの指摘なのです。

もっと根本的なことを言えば、ビジネスにおいてキーワード(重要なメッセージ)や論理のない話を誰かに聞かせる行為はやめるべきです。なぜならその時間は、ただあなたの評価を下げるだけの時間だからです。

 

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