売れる営業マンが密かに実践「聞くノウハウ」4選 「話に耳を傾けることで、気づいてもらう」のが重要

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僕が尋ねたとき、店員さんが最後まで話を聞いてくれたら、こんなすれ違いも起こらなかったと思うのです。

ちゃんと聞くことができると、相手の「ニーズ」をしっかり捉えることができますね。

価値観を知れば、喜ばせる方法が見つかる

また、聞くことで相手の「価値観」を知ることもできます。

価値観とは、何が良くて何がダメなのか、大切にしていることの優先順位を言います。

お客様の価値観が分かれば、よりグッとくる商品提案やサービス提供ができます。

日本ではリーマンショックのあった2008年くらいまでは、多くの人が同じ価値観を持っていました。たとえば、「学歴があれば」「いい会社に入れば」「たくさん給料をもらえれば」「結婚すれば」「子どもを授かれば」幸せであると、信じていたんですね。

でも、今は価値観がさまざまです。

学歴も、いい会社も、給料も、結婚も、子どももなくていいという人もたくさんいます。「それでもいいんじゃない」と、社会からも認められるようになってきました。

ビジネスにおいても、お客様の価値観がバラバラになり、多様化しています。

たとえば、コンビニに行ったとき、店員さんが丁寧に接客をすると「ありがとう」と思う人もいれば、「急いでいるから早くして」と思う人もいるでしょう。どちらがいいというわけではなく、いろいろな人がいるということです。

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