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若者に人気の映えないSNS「BeReal」本当の怖さ 授業中やバイト中でもおかまいなしに撮影

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  • 高橋 暁子 成蹊大学客員教授/ITジャーナリスト
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制限時間内に投稿できれば、その日はさらに2回、好きなタイミングで投稿できる。一方、制限時間内に撮影、投稿しないと遅れた時刻が表示されてしまううえ、投稿するまで友達の投稿はぼかしが入った状態となり見られない。投稿が見たい若者たちは、必然的に投稿しなければならなくなる。

「休日に寝てたら見逃すとか多いし、バイト中に来てしまってアウトだったことも。遊んでいるときも1日中通知が気になって仕方がない。通知が来たら、近くにいた友達に声かけて何回も撮り直したりして」とある大学生は楽しそうに説明する。

「タイミングも選べないから、部屋が散らかってるから廊下に出るとか、寝起きだけど仕方ないから撮るかとか、授業中はバッグの中を撮ったり、天井を撮ったこともある」。いつ通知が来るのか、撮れないタイミングではどうしのぐかなども含めて楽しいようなのだ。

「インスタではわからないみんなの普段の姿もわかるし、自分で投稿を見返してもリアルにその時が思い出せるし、めちゃくちゃ楽しい」

一方、ハマりすぎた若者たちは多くのトラブルを起こしている。

授業中でも「BeReal撮ろう」、教室中に響く撮影音

X(旧Twitter)内では、「授業中にBeRealの通知が鳴り響く」「授業中でもBeRealを撮っている」話題で持ちきりだ。

「授業中にBeRealの通知音らしきものが教室で鳴って、いろんなところからシャッター音がしていた。教室は広いから先生には聞こえなかったみたいだけど、非常識ですよね」と、ある高校生はため息をつく。

「授業中でも『BeReal撮ろう』とか言われて引いたこともあります。別の子が撮っていたときには、角度的に私も映ってるのに気にしないで投稿していた。だから、通知音が聞こえたら逃げたり、顔を隠して自衛するしかない」

発表会の風景と、それを撮る楽しそうな自分の顔も映る(画像:Instagram公式アカウントより)

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【模試中やバイト中にも】

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