「マルハラ」はNG?好かれる、嫌われるLINEの差 文章の最後に「。」をつけると怖いと感じる若者

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「文章の最後にマル(句点)をつけるだけで怖い」と言われてしまう話題の「マルハラ」ですが、大人世代は若者に合わせないといけないのでしょうか?(写真:metamorworks/PIXTA)

「文章の最後にマル(句点)をつけるだけで怖いと言われるなんて。もう何を書いていいかわからない。マルハラって?」と困惑している人も多いのではないか。大人世代は、LINEの作法も若者世代に合わせなければならないのだろうか。併せて、LINEの使い方によって好かれたり嫌われたりする理由と対策までをご紹介したい。

俵万智さんも困惑、マルハラはいけないこと?

好まれるLINEの文章は、世代によって異なる。その顕著な違いが「マルハラ」だ。大人世代からマル(句点)のついた文章を送り若者に威圧感を感じさせてしまうことが、一部ではマルハラスメント、通称「マルハラ」と呼ばれている。

大人世代はLINEの文章でマルをつけるのが当たり前だが、若者世代は基本的に使わない。そして普段マルを見慣れないため、ついていると意味を見出してしまう。怖いとか冷たいと感じたり、威圧感を感じたりしてしまうのだ。

歌人の俵万智さんも、「句点を打つのも、おばさん構文と聞いて…」と、「優しさにひとつ気がつく ×でなく○で必ず終わる日本語」という句を発表している。当たり前のことをしていただけで怖がられてしまい、困惑した大人世代の気持ちを代弁したものだろう。

では、大人世代がLINEの文章に句読点や絵文字をつけるのはいけないことなのか。大人世代は、若者に合わせなければならないのだろうか。

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