史上空前規模の災害医療を担った石巻赤十字病院、救護チーム統括医師に「震災後100日」の課題を聞く

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--衛生状態の改善も急務ですね。

石巻漁港の敷地では津波で大量の冷凍魚が散乱し、腐敗臭がひどい。また、ハエが大量に発生しており、市の環境課が薬剤師会の協力を得て、戸別に殺虫剤をまいている。
 
 下水道も損傷が激しく、機能がマヒしている。今後は集団食中毒の発生や熱中症も懸念される。しかし、避難所にはエアコンが設置されていないのが実情だ。

根本的な問題として、がれきの撤去が進まなければ衛生問題は解決せず、漁業など産業の再開も困難だ。雇用の確保なくして被災住民の自立は実現しない。
(岡田 広行 =東洋経済オンライン)


■石巻圏合同救護チームミーティング(5月24日)


■石井医師は、合同救護チームの活動を統括した(5月24日のミーティング)
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