五反田へ乗り入れている鉄道にはもう1つ、東急池上線がある。前身の池上電気鉄道の手により、1928年に大崎広小路―五反田間が開業。蒲田―五反田間が全通した。
当初の計画では大崎広小路が終点で、五反田駅とは目黒川を渡って徒歩連絡とする予定となっていたが、やはり不便なので、わずか0.3kmの駅間距離ながら五反田駅が設けられた。
JR駅をまたぐ名物高架駅
その際、同社はさらに白金や品川方面への延伸を構想していたため、鉄骨造りの高架橋で山手線をまたぐ形で駅を建設した。しかし計画倒れに終わり、現在の東急電鉄への合併後も実現せず、高架駅だけが名物として残った。
トピックボードAD
有料会員限定記事
鉄道最前線の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら