メルマガをただ送り続けている企業の落とし穴 やり方次第で信頼度と売り上げをアップできる
では、ブロックされない好かれる配信の共通点はなんでしょう?
もうおわかりですよね? ユーザーにとって有益で、また見たい、また読んでみたいと思われる配信です。つまり、「課題解決になる」「何かの役に立つ」「知っているとお得」「トレンドのニュース」「本当にお得な限定キャンペーン情報」「とにかくおもしろい」といった情報です。
YouTube、TikTokでバズっている投稿や、届くとつい読んでしまうメルマガ、ブロックしないLINE公式アカウントを見れば、これらのうちどれかに必ず当てはまるはずです。参考にしてみてください。
せっかく〔認知〕〔獲得〕してきたのに、〔信頼〕でブロックされると残念ですよね。ここでも手を抜かず、好かれる発信をがんばりましょう。
フォロワーは多いけど、「まったく売れない発信」
登録者やフォロワーは多くても、自社の売り上げにまったく結びつかなければ、労多くして功少なし。たとえば、「読者からの感想はきますがまったく売れません」という相談。発信の内容は有益なのに、まったく売り込みをしていなくて売れていないケースがあるのです。
「売り込みをすると嫌がられそう」と思う謙虚な人にありがちなのですが、売りたい商品があっても購入先のリンクは最後に小さく載せているだけだと目立ちません。
メルマガを登録したり、SNSでフォローしたりする人は関心ある情報を知りたいだけでなく、必要があれば欲しいと思っている「見込み客」です。せっかく嫌われない配信をしているのであれば、堂々と自社の商品やサービスを売り込みましょう。
私がコンサルティングを行った一般社団法人 日本栄養バランスダイエット協会も、メルマガを上手に活用して、きちんと食べて健康に痩せることができる「ダイエット講座」の申し込みを増やしていきました。代表理事で管理栄養士の三田智子さんが配信しているダイエットのメルマガはとてもためになり、役立つ内容でファンも多かったです。
一方で、ご本人の優しい性格もあり、売り込みをほとんどしない内容だったので、当初の講座の申し込み数は限定的でした。「読者も喜ぶ講座の内容ですし、しっかりと目立つようにご案内も入れてください」とお願いし、配信していただいたところ、想定していたよりもはるかに多くの申し込みが入りました。 その後もメルマガを毎日発行し続け、インストラクターの育成や書籍の出版、Instagramの活用などを行いながら、協会は急成長していきました。
読者は興味のない内容で売り込まれることは嫌がりますが、自分が興味あるご案内は喜んで読んでくれます。ですので、ターゲットの興味にあった適切なご案内をしっかり目立つように行うことも重要なことです。
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