「職場で義理チョコ」世間で湧き上がる"違和感" 自分用や、推しチョコなど渡す相手も多様化

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日本の洋菓子はチョコレートを含めて非常にレベルが高い。普段からおいしいものが身近にある。

日本は「チョコレート民度」が高い

そのため「バレンタインデーだからといって特別感はない」や「あえてイベントに左右されるのもどうか」、さらには「みんなと同じなのは嫌だ」「食べたいときに買いに行く」という意見もある。

ライフスタイルの変化に加えて、日本の“チョコレート民度”が高いゆえに、バレンタインデーを冷静に俯瞰している部分もあるだろう。

日本では、もともと行事を大切にしており、祝日やイベント日に何かを贈る風習が根強い。ただ、近い将来、バレンタインデーから“女性が男性に愛の告白としてチョコレートを贈る”という習慣はなくなるかもしれない。

実際にバレンタインデー商戦に疲弊したり、ライフスタイルに合わないと感じたりしている層もいる。洋菓子業界がどのような手を打つのか注目していきたい。

東龍 グルメジャーナリスト

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とうりゅう / Toryu

1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ファインダイニングやホテルグルメを中心に、料理とスイーツ、お酒をこよなく愛する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口で分かりやすい記事を執筆。審査員や講演、プロデュースやコンサルタントも多数。

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