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子どもを2人欲しい人に伝えたい「年齢の現実」 エビデンスに基づく婚活と政策とは?

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  • 天野 馨南子 ニッセイ基礎研究所 人口動態シニアリサーチャー
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また、その年齢差も「子どもがたくさんほしいなら、収入が平均的に多そうなちょっと年上の男性との結婚が多くなるのではないか」と年齢面で都合よく考える男性もいるかもしれませんが、1.9歳となっており、第1子平均出産年齢の男女均年齢差よりもわずかながら縮小さえしています。

多子(社会)を希望するほど早いスタートが必要

第1子から第3子の男女の平均出産(授かり)年齢は以下のようになっています。第3子ともなると、男性36.0歳、女性34.1歳ですので、多子であろうと、30代前半までにどんどん授かる必要がある結果となっています。

よく多子政策で「授かればお金をあげます」系政策をみかけますが、あの政策が奏功するかどうかは、そもそも政策対象となる男女が授かろうと考えている年齢による、としかいいようがありません。

つまり、アンケート調査等で「もう1人欲しいといっている」と回答している男女が29歳メインなのか、37歳メインなのかで効果は大きく違う、という意味です。30代後半男女が調査母集団の多くを占めているような子育て世帯へのアンケート調査において、もう1人欲しいといっている男女が多いから、そして、経済的理由といっているからお金をあげよう、は、科学的な政策とはまったく言えません。

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